Q:製品に明記されている「30」や「50」の意味は何ですか?

A:癖の伸び(30%・50%)の目安になります。
お客様の体感はそれ以上になるケースがあります。

Q:前処理は必要ですか?また、必要であれば何故ですか?

A:基本的に使用されることをお勧めします。毛髪の状態を均一にし、薬剤を均等に作用させます。
ダメージ部分の過収れん防止になります。

Q:塗布量はどの程度が適正ですか?

A:薄く白さが残る程度で問題ありません。また気泡が出ても問題ありません。

Q:お流しはどのぐらい必要ですか

A:推奨目安は2分間程度しっかりとチェンジリンスを含めてお流しして下さい。
お流しが甘いと酸性成分が髪に残留し、匂いの発生や効果の持続に違いが出てきます。

Q:アイロンの温度、スライス幅に決まりはありますか。

A:アイロンの温度やスライス幅で覚えるよりも、毛髪へ110度以上の熱をしっかり与えることに注意して下さい。
110度以上の熱によってイオン結合がしっかりと再結合され、効果の持続が期待できます。

Q:アイロン施術を行う意味はありますか。

A:上記の説明と類似しますが、110度の熱を与えることが重要な為、ブローの過程でそれをクリアしていれば問題ありません。

Q:加温の有無は関係ありますか。

A:常温でも薬剤の効果は得られます。加温によりキューティクルを開かせる事で薬剤作用の促進に繋がります。特に硬毛の方は加温することをお勧めします。

Q:放置時間を置きすぎるデメリットはありますか。

A:還元剤が入っていない為、放置時間によるデメリットや過軟化を起こすといった心配はありません。

Q:放置時間のコントロールはどのようにすれば良いですか。

A:基本的には20分程で一定の効果が得られます。ただし、太毛のバージン毛やオイリーな髪質の方には放置時間を20分以上とすることで、効果を実感は高い傾向にあります。

Q:30と50を混ぜる方法は問題ないですか。

A:混ぜても施術可能です。しかしながら30、50での質感をそれぞれ把握したうえでの使用をお勧めします。

Q:施術後、色が明るく見えるのは何故ですか。

A:ツヤ感が増した事で明度が明るく見えます。また内容成分の「グリオキシル酸」がカラーの酸化重合を打ち消す効果があります。アンダーにもよりますが1トーン程、明るくなる事があります。

Q:オススメするターゲットはどのように決めますか。

A:癖が強いことを悩みを持つ方は縮毛矯正の方が向いています。本施術は「ダメージはさせたくない」「時間がない」「広がりや多少うねりがある」といった方に向いていると思います。また40代以上の加齢により失われたツヤ感、また多少の癖の緩和にも向いています。メンズのフォルムコントロールにも向いているといった意見もございます。

Q:マスクはどのような効果がありますか。

A:ACIDSHAPERの効果の持続・質感の向上に作用します。髪の状態をしっかりと弱酸性に保つ効果があります。ACIDSHAPER後、初めてシャンプーする時に週に1回程度での使用をお勧めします。

Q:アプローチトークはどのようにされていますか。

A:かつてないほどのツヤ感を得られるトリートメント! トリートメントでボリュームが収まる!
手触りが良くなる!
システムトリートメントより収まりと持ちが断然いい!
雨の日、アホ毛が出にくい!

Q:リピートされるお客様の声はどのようなものがありますか。

A:自分の髪が扱いやすくなった!
効果持続がいい!
収まりがよかった!

Q:施術後に独特の「匂い」がします。何故ですか。

A:可能性として施術じのお流しの甘さに原因があるかと思います。根元を擦らず、2分程のチェンジリンスを経て、しっかりとお流しして下さい。お流しの目安は、ぬめりを落として毛髪の収れんが確認できるくらいを目安として下さい。
お流しが甘ければ毛髪内に酸性成分が残留するため、匂いの原因となる場合があります。
また効果の持続が通常より悪い場合があります。

Q:パーマとACIDの同時施術の際、仕上げはどのようにすれば良いですか。

A:コールドパーマによるウェーブがある箇所はウェーブ仕上げをします。パーマ部位に施術する場合は髪のツヤや保湿を目的としている為、熱を加えなくとも効果は得られます。
また、カールアイロンをウェーブの部分に施しても問題ありません。

Q:ACID施術後、コテカールの持ちが悪くなった気がします。何か関係ありますか。

A:毛髪にタンパク質が補充され強度が増し、しなやかになります。それが原因でコテでのカールの持ちが悪くなる場合があります。
カールを施す部分をアプロクリームで保護するか、該当部分にはACIDSHAPERを塗布せず、ミストローションとアプロクリームのみ、並びにACIDSHAPERとミストローションと混ぜて施術することをお勧めします。

Q:ドライの状態からACIDSHAPERの塗布を行った場合どうなりますか。

A:根元、中間、毛先に対してACIDSHAPERが均一に作用しない場合があります。
また、薬剤の過剰塗布の原因になります。

Q:なぜ施術後24時間以内はシャンプーや水に濡らすことが良くないのですか。

A:イオン結合の固定化/定着化は施術後もまだ進行しています。その間に髪を水に濡らすことでACIDSHAPERの効果が十分に実感できない場合があります。また濡れることで特有の匂いが発生する原因になります。

Q:カラー施術を同時に行う際、タイミングや注意点はありますか。

A:最後に熱処理を行う点が重要です。それによって結合の固定化を促します。工程としてはACIDSHAPER後、軽めにドライ(もしくはウェット)→カラー施術→シャンプー後マスク塗布→ドライ、熱を110°C以上毛髪へ与えて仕上げるという手順になります。
※マニキュア施術の場合も同様です。
また、カラーの放置タイムを20%程⻑くすることで充分な発色を促すことが出来ます。

Q:ACID→カラー施術の際、毛髪が熱っぽく感じます。何か問題はありますか。

A:毛髪内部で中和反応・還元反応が起こる際に毛髪が熱を帯びます。ダメージに直結するというわけではありません。

Q:応用での使い方はありますか?

A:ミストローションとACIDSHAPER30を混ぜての施術をお勧めします。
混ぜる割合によってクセの緩和率をコントロールできるため、クセよりも保湿やツヤ感をお求めのお客様に効果的です。